家庭でできる健康法

骨盤のゆがみとゆるみ

仙腸関節のゆるみはとても大切です

体の要である骨盤は、体全体の動きのバランスと重心のバランスを取る上でとても大切な働きをしています。仙腸関節と恥骨結合の微妙な動きによって、体全体の関節や筋肉に余分な負担がかからないように体の動きに合わせて衝撃を吸収したり、負担を抜く働きをしています。人が倒れずに立っていられるのも常に骨盤が重心バランスをとっているからなのです。

また仙腸関節の小さな動きは、車のハンドルの遊びのような働きをしていて、体の傾きや動きの負担をある程度吸収して関節や筋肉に余分な負担がかからないようにしているので、この微細なゆるみが阻害されると、他の関節に可動制限がおこったり、一部の関節や筋肉に過大な負担がかかってしまい、様々な症状を引き起こす原因となるのです。

豆知識 骨盤は、生理に合わせて開いたり閉じたりしている!

骨盤は、排卵と生理に合わせて、微妙に開いたり閉じたりしています。
生理が終わって排卵の時期に向かって閉じていき、排卵が終わって次の生理開始に向かって開いていっているのです。骨盤が閉まり始める、生理の高温期は、おしりが引き締まっている時期。反対に、骨盤がゆっくりと開き始める低温期は、おしりがのっぺりとしてタレぎみに見える時期です。これを2週間ごとに繰り返しているわけです。

骨盤の動きを改善しダイエット効果も期待できる、お尻すり歩き運動

★はじめに両脚の長さをチェックします
・仰向けに寝て、自然に脚を伸ばして左右のつま先の開き具合を見る。
 つま先が開いて傾いている場合、開いている方の脚が長い。

「3歩進んで3歩戻る」を1セットとして、1日5セット!

日常の姿勢を注意するだけでもで悪化を防げます

日常の姿勢を注意するだけでもで悪化を防げます

超オススメの骨盤のツイスト運動

骨盤のゆがみを治したり、動きを戻す方法としては、JRC関節可動回復矯正法などが有効ですが、自分で体操することでも矯正を受けて、ゆるめた状態を持続し、悪化を予防することが出来ます。とくにオススメなのが骨盤のツイスト運動です。まず下の写真の様に骨盤にゴムベルト(骨盤ベルトや布製のバンドなどでも良いです)を軽く締めるように巻き、足を肩幅に開きます。つぎにリラックスした状態でかるく骨盤を左右にひねってツイスト運動をします。左右にスイングすることで骨盤の関節の滑らかさを改善させバランスを取ることが目的なので、ストレッチのように動く範囲を広げるようなイメージで強くひねるのではなく無理なく軽くひねることが出来る範囲(最大に捻れる範囲の70%くらい)の動きを繰り返します。1日最低1度左右2分程度が目安です。朝夕1セットか腰に負担のかかる作業やスポーツの前後に行うと、より予防効果が期待できます。

骨盤のツイスト運動

捻挫・挫傷・肉離れ・打撲・関節・筋肉・腱・靭帯・スジなどの痛みをとるためには!

動かして痛いところや押して痛みがある部分には、キズがある。

筋肉や靭帯、腱、スジなどと言われている軟部組織は、細い繊維状のものが束ねられた構造になっていて、ぶつけたりひねったりした時だけでなく、何度も引っ張られたり、反復動作をしたり、繰り返し力をいれるようなことをしたりすると繊維の一部が傷ついてしまうことも多いのです。これを亜急性外傷といいます。年齢とともに弾力も悪くなり伸び縮みが少しずつ低下していくので、普段の動きの範囲で動かしていると思っても知らず知らず伸び縮みの範囲を超え繊維がキズついていることも珍しくありません。つまり気づかぬうちに肉離れの状態になっていることが多いのです。事実動かして痛いところや押して痛みを感じる部分を超音波観察装置で観てみると筋肉のキズや炎症による腫れがはっきりと確認できます。

軟部組織の損傷といっても重いものから軽いものまで程度は様々です。傷める程度はさまざまで筋肉繊維などがキズついていても腫れや内出血などは表からは見られないこともよくあります。

キズはどのように治っていくのか?を理解しましょう。

キズがどのようにして治るのかを理解しておくことは、実はとても重要です。なぜなら、これを知ることで、どうすればキズの治りを良くできるのか、逆に治りを悪くしてしまうのかが良くわかるからです。基本的に軽度なものでも重度のものでも治る基本的な過程は同じであると言えます。治り方には、大きく分けて再生というものと修復という二つの治り方に分類されます。

筋肉や靭帯、腱などの軟部組織は基本的に修復という治り方をします。どういう意味かというとキズのあるところには、程度の差はあっても必ず損傷による隙間があって、そこを治す為に新しい別の組織がその隙間を埋めて再度つなぎ合わせるという意味です。しかもその組織は、元の筋肉や靭帯、腱とはまったく同じ組織で補われるのではなく繊維性結合組織と呼ばれる別な組織等で修復されるのです。

ですからキズは接着剤でつなぎ合わせるようなわけには行かないので必ずある程度の修復期間が必要になります。その期間は年齢や組織の種類、諸条件等で差がありますが正しい治療と正しい管理をすれば通常は3~4週間の期間で修復されます。ところが何ヶ月も痛みが取れずに来院される方も多いのはなぜなのでしょうか?

どうすればキズの治りをしっかりできるのか?

何ヶ月も痛みが取れずに来院される方にいつも聞くことがあります。「痛い部分を直接マッサージしたり、お風呂で温めたり、無理に動かしたり、度を過ぎてアルコールを飲んだりしていませんか?」必ずどれかは当てはまるはずです。これらは、軟部組織の修復の過程でキズの治りを遅らせる行為だからなのです。

修復の初期段階から損傷部分を直接マッサージしたり無理に動かしたり、特に傷のある筋肉繊維を引き離す動きをすることは、せっかく修復しようとしているところをわざわざ壊しているのと同じことです。場合によっては2次的損傷を起こし、またいちから修復をしなおさなければならなくなります。ですから、大切なことは、修復期間はできるだけ安静を保ち過度の刺激や運動を避けることが大切なのです。また腫れているということは、送ったものが戻れずに溜まってしまうから腫れているわけですから、そんなときにお風呂やアルコールを取りすぎるとさらに滞りを起こし腫れが悪化したり、痛みを取れにくくする原因になります。特にはっきりとした腫れがある時期と自発痛や夜間に痛みがある時期は避けたほうが良いでしょう。これらをしっかりやめるだけでも今まで修復がなかなかされなかった部位がちゃんと修復されるようになるのです。

修復がしっかりされればマッサージやお風呂も効果的!

そういっても湯治や按摩・マッサージは昔から良いとされてきたのでは?と言われる方も多いと思います。そのとおりです。時期と方法を誤らなければお風呂もマッサージもけして悪いものではありません。修復がしっかりされればマッサージやお風呂も効果的なのです。その時期の目安は二次的損傷が無ければ受傷後(治療開始時から)3~4週間ですが、二次的損傷があれば再度傷めた日から3~4週間となります。正しい時期は担当の先生に判断していただきましょう。だいたいの目安は、圧痛や運動痛がほぼ消失し、損傷部位は緊張や突っ張り感、あるいはしこりが感じる程度になったときです。もっとも損傷部位自体を刺激したりキズを引き離すようなことをしなければ初期の段階から周囲の血行をうながすようなやり方でマッサージをすることは問題ありませんし、部分的に温めたり電気光線療法で初期の段階から代謝を改善させたり、湿布で腫れを抑えることは修復を早める上で大きな助けとなります。

修復されようとしている時期にかえって痛みが強くなったと感じるときがある!

少しずつ痛みが軽減されてきたのにある時期からしばらく同じ痛みが続いたり、動かすときの痛みがかえって強くなったと訴える方がけっこういます。これは、軟部組織の損傷が中度以上の方によく見られる現象で、修復期の後半に見らます。それは、損傷部が修復されてくると徐々に繊維性の結合組織がキズを埋めてつながっていくので、今まではある程度伸さないとキズには引っ張る力が伝わりにくかったのに今度は、わずかな伸長動作でもキズそのものが引っ張られるようになり、ズキッとした痛みを感じやすくなっているからです。この時期は、再度傷めないように痛みを感じる方向への過度な動きは控えて、損傷部分の血流をよくするよう治療していくと、ほどなく(だいたいの目安は1週間程度)疼痛が激減し、突っ張り感や可動制限のほうが多く感じられるようになります。そうなるとキズがほぼ修復された状態になりまもなく治癒します。

炎症や腫れを悪化させやすい食品 痛みが強い時期は、控えると良いでしょう。

砂糖などの甘いもの 油料理、とくに冷めて酸化してしまったもの キムチ カレー、インスタント食品、ジャンクフード、ファーストフード、スナック菓子、にんにく(食べ過ぎなければ可)

キズの修復期間は、内科的な要因でも大きく左右される。

炎症を悪化させやすい食べ物を多くとるとキズの修復は遅れぎみになります。同様に内科的な要因でも修復期間は、大きく左右されます。例えば、血糖値の高い人(糖尿病)、尿酸値の高い人(通風)、コレステロールが高い人(高脂血症)、抹消血行が不良な人、冷えの強い方、手足にむくみが出ている人などは、新陳代謝が低下してキズの治りが悪いだけでなく免疫力や全体的な治癒力が低下しているのです。適宜医療機関を受診して適切なアドバイスと治療を受けましょう。

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