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JRC関節可動回復矯正法のDVD及びテキストの購入について
2018.08.03

JRC関節可動回復矯正法のDVD及びテキストの購入希望の方は、

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JRC関節可動回復矯正法のDVD2枚セット 27000円(税込み)

JRC関節可動回復矯正法公式マニュアル(テキスト) 一冊 12960円(税込み)

 

耳鳴りが気になる方へ
2016.10.27

今回は、東洋医学的に見た、家庭で出来る耳鳴りの対処法のお話をいたします。

耳鳴りは、本人にとってたいへん気がかりな症状ですが、何か解決方法がないものかと、医師に相談されても、症状がハッキリせず、なかなか治りが悪く、あきらめてしまっている方がおられますので、耳鳴りについて解っていることをまとめてみました。

耳鳴りを起こす方は、下肢のむくみや冷え性の人に多くみられます。またホテリや残尿感・頻尿や循環器系の疾患を訴える人も少なくありません。

東洋医学では、腎膀胱系(じんぼうこうけい)の機能が低下している時に多く発生します。当然治療は腎膀胱系の改善治療を行ったり、循環器系の治療を行ったりします。耳の治療を行うときは、循環器への補の施術を必ず行います。

家庭で出来る大切な事は、下半身を冷やさないようにすること。腰から下の筋肉をウォーキングやランニングで付けること。腰湯や足湯を20分以上よく行うようにすること。塩を吟味すること(とくに自然塩を使用すること・ニガリを活用すること)玄米の黒焼きスープを飲んだり、根菜類の野菜を摂るようにすることなどです。

特に良い食べ物としては大豆・黒豆・エンドウ・ネギ・山芋・ピーナツ・海藻・納豆・豆腐・味噌・梅干・ゴボウ・レンコン・ホウレン草・キュウリ・椎茸(しいたけ)・銀杏(ぎんなん)・小豆(あずき)などが上げられます。

悪い食べ物としては、甘いもの・紅茶・ケーキ・コーヒー・果物・肉・脂っこい魚・牛乳・水菓子・卵・動物性蛋白質(たんぱつしつ)・魚介類・バター・白砂糖・化学調味料・清涼飲料水・特に塩辛いものなどですので、注意してください。

さて、耳鳴りの原因と音の関係が特徴的になっています。ご自分の耳鳴りはだいたいどこから来ているのか、自己判断ができることもありますので、参考としてお知らせします。

①成人病からくる耳鳴り音は、汽笛の音(ポーポー)②中高年の方の耳鳴り音は、虫の鳴き声(ジージー)③過労による耳鳴り音は、鐘の音(カーンカーン)④脳卒中(くも膜下出血など)による耳鳴り音は、洗濯機の音(グワングワン)⑤中耳炎による耳鳴り音は、セミの鳴き音(ミーンミーン)⑥ストレスからくる耳鳴り音としては、金属音(キーンキーン)⑦突発性難聴からくる耳鳴り音は、波の音(ザーザー)⑧OA機器症候群による耳鳴り音は、風の音(ヒューヒュー)⑨脳梗塞(のうこうそく)からくる耳鳴り音は、ジェット機の音(ゴーゴー)などと分類されています。

このように耳鳴りは、さまざまな原因でなってしまうことが多く、原因を調べ手当てを行うと同時に、食事を吟味したり、下肢の保温に努めたり、塩を吟味することなどで、改善することがけっこうありますので、諦めず治療と食生活、生活習慣の改善に努めてください。

東洋医学と四季の心がまえⅢ
2016.07.21

「秋と冬の注意点… 」

 秋という季節は、乾燥・辛・皮膚病・皮・鼻・白・肺・大腸・稲などに注意し、バランスを考えるようにと教えられています。これらは呼吸器系の機能が弱ってくる時期なので、そんな時に機能をアップさせるための色や食べ物について教えているものなのです。呼吸器系が弱ってくると鼻の疾患が起こったり、肩から上腕伸側前縁にかけての痛みが出たり、指が使えないくらいのシビレや冷え、発熱が出ることがあります。腰痛は、腰椎の4と5番の痛みが出ます。そのほかに呼吸器系の疾患、皮膚のアレルギー、乾燥肌、便秘・下痢などの症状が秋には増えます。秋から初冬にかけては、肺臓と呼吸器系に注意が必要なので、細部は、五臓五腑の肩代わりⅣで書いた「肺と大腸」のところを参考にしてください。

冬は、腎臓機能と膀胱機能に注意することが大切です。「腎は精の源泉」と言われるほど生命にたいへん深いかかわりがあります。腎経の特徴は、腎臓そのものの働きである、水分や尿の調節はもちろんですが、それ以上に「精を蓄える」のが最大の役目なのです。精には父母から受け継いだ命、つまり「先天の気(精)」と「飲食物から得た精」の2つがありますが、これらは生きるためのエネルギーそのものなのです。これが不足すると、生命力に関わる生殖器関係の不調や老化に関する症状が起こります。例えば難聴・耳鳴り・脳の働きが悪くなる・骨が弱くなるなどです。これは大人とか子供に関係なく起こり、子供では、成長が遅れる・骨や筋肉の発達が遅いなどの状態が出ます。また腎は体熱を作るところでもあり、腎の機能が滞ると体熱が上がらず、、食べ物を吸収して体内に運ぶ能力も低下します。そのため体全体の機能が衰えてくるのです。さらには内分泌(副腎機能や性腺)の働きが悪くなり、生殖関係の機能も低下します。

腎臓が悪い時に出る主な症状には、不妊症・インポテンツ・無生理・生理不順・腰のだるさ・食欲不振・前立腺異常など様々です。腎臓経の主な病気と対策ですが、腎臓の腑は膀胱ですが、経絡は耳にもつながっており、難聴・耳鳴りも関係しています。また主な病症には、下肢部位の神経痛・両肩こり・神経衰弱・すべての子宮病関係・冷え性・ベルトよりやや上の腰痛・腎臓病全般・性的不能・夜尿症・膀胱炎・食欲不振などです。 東洋医学では、腎臓経に対して、次のような注意を教えています。冬という季節には、寒・北・塩・黒・髪・骨・耳・関節痛・水などが注意すべき事柄です。ですから、これらのバランスを考えることが大切です。冬は、腎臓機能や膀胱機能が弱っている時期なので、その機能を高めるには、前に書いた「腎臓と膀胱の食養生」を参考にして、腎臓膀胱を守る黒い色を衣類や生活の中に取り入れることです。

東洋医学と四季の心がまえⅡ
2016.07.14

「夏は心臓と循環器系に注意… 」

  人の体の中で、血液を全身に送る役目をしているのが心臓です。心臓が血液を送り出せるのは、よく発達した心臓の筋肉が収縮と拡張を繰り返すからで、1分間に72回の拍動で5リットルの血液を全身に送り出しています。心筋の動きと血液の流れが悪くなれば、心臓の正常な役割を果たせず、胸痛や息苦しさ、吐き気などの症状として現れます。れらの病気では、動脈硬化を予防していくことが重要です。いずれにしても、血液がドロドロとして汚れていて流れが悪かったり、動脈硬化が原因で起こります。もちろん、過労やストレスも強い引き金になりますが、根本原因である「食べ物」と「水」を正さなければ、真の解決にはなりません。

心臓病の食事療法のポイントとしては、原因となる動物性タンパク質、動物性脂肪、コレステロールの多いもの(肉・牛乳・卵・バター・マヨネーズ・チーズ・チョコレート)や甘いもの(砂糖・菓子類・甘い果物・バナナ・メロンなど)と精白食品を禁止します。また、アルコール類・たばこ・コーヒーなども控えます。主食は玄米・雑穀ご飯にして良く噛むことです。副食は、特に緑黄色野菜(小松菜・人参・かぼちゃ・三つ葉・ピーマン・ほうれん草・ニラ・セロリ・らっきょう)。コレステロールを減らす食品として、枝豆・豆腐・納豆・ゆば。悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールをつくるDHA・EPAを含んでいるサンマ・イワシといった小魚、貝類などがあります。浄血作用のあるワカメ・昆布などの海藻類。コレステロールのコントロールに役立つ椎茸・舞茸・なめこなどのキノコ類を摂ります。果物は、なるべく甘味の少ないりんご・プルーン・みかん少々・いちご・トマトなどを選び食後ではなく、食前か食事以外の時間に摂りましょう。

また、古来の東洋医学が教える心臓系に対してのさまざまな教えとして、夏という季節は、南・熱・汗・舌・血脈・苦・赤・きび・眼疲労などが注意すべき事柄であり、バランスを考えることが大切です。循環器機能が衰えてくる時期であり、機能低下による症状の出方を観察して、機能アップをはかる食物や身に着ける衣服の色彩で調節します。また適度な運動は、心臓病予防に効果的といわれますが、中でも、早足歩行やジョギング、水泳などの酸素をたっぷり取り入れることのできる運動を定期的に続けるのが有効です。無理をしない程度に心臓に負担をかけると、さらに心肺機能を高め、血液循環の効率を上げることができます。酸素を取り入れながらできる、有酸素運動の代表エアロビクス体操は、NASAが宇宙飛行士の体力づくり、心臓病予防のために考案された運動です。

日本では最近、腹式呼吸指導などがブームとなりましたが、やはり軽い運動でも継続していれば、心拍数や血圧も上がりにくくなり、家庭でできる心臓病の予防となります。

東洋医学と四季の心がまえⅠ
2016.07.07

「春は肝機能に注意… 」

  東洋医学では、春は肝機能低下を注意しています。肝臓は「沈黙の臓器」とも言われ、病気の初期段階ではなかなか自覚症状が出てこないので、つい見逃されてしまい気が付いたら手遅れのケースが多いと言われています。。

肝臓では、炭水化物・脂肪・タンパク質・ビタミンなど栄養物の一切の「代謝」が行われています。また、血清タンパク・血中ホルモンを一定に保つための調節作用も行われています。さらに体内に取り込まれている農薬・食品添加物・化学物質・肉食性有害物質などの毒素を解毒し、無毒化する働きも担っています。肝臓は胆汁を生成し、脂肪の吸収・消化を促進するほか、血液成分の代謝に関係しています。春は、風邪(ふうじゃ)により肝臓および胆のうの機能が低下し、その肩代わりとして次の症状が現れます。体がだるい・食欲がない・便秘・腹がはる・目の異常・イライラして怒りやすい・右の肩こり・腰痛・股関節痛・膝の内側の痛みが出るなどです。

肝臓には高タンパク・高カロリーが必要だと言われますが、それを肉類や卵・牛乳で摂取するのは間違いであり、肉やレバーは血液を汚し、逆効果となります。肝と胆の食養生として、良い食べ物は、①ビタミンAが含まれる物「肝臓を保護する働きがある」うなぎ・ホタルイカ・にら・ほうれん草・パセリ・人参。②ビタミンBが含まれる物「脂肪酸の代謝に関連」玄米・ゴマ・緑黄色野菜・にんにく・バナナ・いわし・たら・キャベツ。③ビタミンCが含まれる物「解毒作用」トマト・ブロッコリー・レモン・ピーマン・じゃがいも・小松菜。④亜鉛が含まれる物「肝細胞の再生に関与する」生姜・海藻類・カキ・あさり・きな粉・緑茶。⑤コリンが含まれる物「肝細胞の構成に関係する」大豆・小麦胚芽・玄米・さつまいも・グリーンピースなどです。

悪い食べ物としては、アルコール・牛肉・牛乳・一切の甘味料(黒砂糖・ハチミツは良い)・赤身で脂っこい魚・人工添加物入りの加工食品・果物の食べ過ぎ・動物性油脂・白うどん・白米・白パン・豚肉・ハム・ソーセージ・インスタント食品・化学調味料・甘い清涼飲料水・人工甘味料などです。

春の養生法としては、夜更かししても良いですが、朝は早く起きて、ゆったり散歩し、身体を伸び伸びと動かすことです。。

「陰性」の食品としては、白米・白パン・砂糖・バター・ハチミツ・サラダ油・マヨネーズ・コショウ・唐辛子・カレー・ビール・ウイスキー・アルコール・ジュース・コーヒー・紅茶・豆乳・牛乳・大豆・チョコレート・お菓子・青汁・ナス・トマト・もやし・ジャガイモ・ピーマン・レタス・キャベツ・バナナ・パイナップル・柿・レモン・大根・玉ねぎ・ネギ・スイカ・マンゴー・化学薬品・食品添加物がその主なものです。

東洋医学と食の考え方
2016.06.29

「元気になる基本食とは… 」

  今まで五臓五腑のための食養生について説明してきましたが、今回は、東洋医学からみた平均的な基本食について説明したいと思います。

まず健康な体を維持するためには①中庸(ちゅうよう)の状態を維持し続ける、つまり陰にも陽にも偏らない状態を保つ必要があります。それには、目安がなくてはなりませんので、日本人の基本食の目安を説明します。基本食の根本は、玄米食・ごま塩・味噌汁・たくあんです。あとはその人の体質に合った副食を添えれば良いのです。陰性の体質の人には、根野菜を中心とした食物の陰陽表にある中庸に近い陽性のものを主に摂ることです陽性な体質の人には、それよりは少し陰性の大根・ねぎ・玉ねぎ・かぼちゃなどの白身の野菜や緑の野菜を添えると良いと言われています。

(参考陰陽表・・・http://www5b.biglobe.ne.jp/~ken-hari/102soku-inyo.html)

病気の治療中の人は、基本食の玄米・ごま塩・味噌汁・たくあんに陰性体質ならば陽性食品を一品添えて食べれば良い。健康体なら少し幅を広げて、色々な摂り合わせで、食事を楽しんで下さい。ご自分が陰性だからと言って、肉類や卵が良いとか、陽性だから酢が良い、砂糖が良いと積極的に摂ろうなどと絶対に考えないでください。体質の陰陽ばかりでなく、寒い季節は陰ですから、陽性のものを多めに摂るとか、暑い季節は陽性ですから、陰性のものを少し摂りいれるように、季節の変化に対応した摂り方も頭の中に入れておいてください。でもこの基本食は日本人のための基本食であり、エスキモーでは、生肉を食べて生きていますし、熱帯の人々は果物を多めに摂り、体を冷やして暑さに耐えているのです。その土地その土地に合った食べ物で、陰陽の調和を図り、健康を維持しているのです。つまり、その地域の人に合った適応食というものもあるのです。

②摂り合わせ 日本には昔から生活の知恵として、素晴らしい食品の摂り合わせがあります。腎臓炎や膀胱炎を起こす人は、魚の食べ過ぎが多く、しかも大根おろしを食べない人です。魚料理には、必ず大根おろしや刺身のつまが付き、食べないで残す人は、腎臓病になり易くなると言われています。

このように各種食品にはとても摂り合わせが大切です。肉類には、ねぎ・生姜・にんにく・ニラ・椎茸・コショウなどを摂り合わせ、野菜は、葉野菜を多く用い、肉の3倍以上添えること。ジャガイモ・トマト・もやしなども良い。揚げ物には、必ずレモン汁をかける。果物はリンゴが良い。卵・鶏肉は、必ず椎茸を用い、ねぎも摂る。エビ・カニ・カキ・貝類には、自然醸造酢かレモンを絞って用います。近海の魚類(さんまなど)には、大根おろし、少し遠い海の魚(かつおなど)には、生姜おろし、遠洋の魚類(まぐろなど)には、本わさびおろしがあります。

これらに注意し、味しくて体にやさしいものを食べたいと思います。

五臓五腑の肩代わりⅤ-2腎と膀胱の食養生
2016.06.23

「腎と膀胱の食養生… 」

  はじめに、東洋医学で言う臓腑経の名称は、漢方独自のもので、西洋医学的な先入観をもって理解することはできません。それを前提として、今後も説明して行きますので、よろしくお願いします。今回は、前回の残り分として腎と膀胱の食養生について説明します。

良い食べ物としては、大豆・黒豆・えんどう・ねぎ・山芋・ピーナッツ・海藻・納豆・味噌・鰹節・梅干し・ごぼう・蓮根・ほうれん草・きゅうり・椎茸・ぎんなん・小豆などが上げられます。悪い食べ物としては、甘いもの・紅茶・コーヒー・果物・おかずの食べ過ぎ・肉・脂っこい魚・牛乳・水菓子・刺激物・卵・動物性タンパク質・魚介類・バター・香辛料・白砂糖・化学調味料・清涼飲料水などが上げられます。特に塩辛いものの取り過ぎに注意しましょう。また、腎臓・膀胱を守るためには、下肢の冷えを予防することが大切です、半身浴や足浴・5本指の絹の靴下を履くなどが効果的です。

さて、腎臓・膀胱の食養生で大切な塩辛いもののコントロール、その塩辛いものの代表として、塩が上げられます。ここで塩について、少し説明したいと思います。最近の健康ブームの中で、とりわけ塩の大切さについて注目されています。特に自然塩への志向が高まっています。「自然の塩は体に優しい」という人々が増え、薬局、化粧品店、健康食品店でも店頭に並ぶようになりました。これらは健康増進のニーズに応えんとしていますが、あまりにも多品目にわたり「いったいどの塩がいいのか?」と選択するのが難しい状態です。一方、化学精製塩(塩化ナトリウム過多)は人体への悪影響として、高血圧症などになると言われています。海とそっくりな環境で、少なくとも50種類以上のミネラル成分を含んだ体液で生命活動している人間にとっては、海に自然に溶け込んだミネラルを補給することは、死活にかかわる大切な問題です。海水は、最も多くのミネラル(元素)を含んだ、天然のミネラル水であり、一方で、生命現象を支えはぐくむうえで、最も海水に近い形でミネラル補給を容易にする結晶が「塩」なのです。ですから、本物の塩を摂ることは、人間にとっては、必須ですね。

《本物の塩》の定義としては、①海水を原材料としていること②塩田で製塩されたものであること③太陽熱によって結晶され、けっして煮詰めて塩を作らないこと(天日乾燥干し)④海水以外の原料を用い、余分な成分を添加・合成していないことが上げられます。

つぎに時々話題になる天然の「にがり」について説明しますと、満潮時の海水だけを材料に、太陽光線とセラミック塩田で天日結晶させ、一年間かけて天然熟成させてつくる天然海塩の熟成期間に、ゆっくりと流れだす苦汁(にがり)を採取し、熱をかけずにじっくりとろ過処理したものが、本物のにがりです。今、にがりのすごい薬効が注目されており、水に入れて飲んだり、飲食物にかけたりして、ダイエットや病気予防などに役立てる健康法が盛んです。天然塩と合わせて使うといいですよ。次回をお楽しみに!

五臓五腑の肩代わりⅤ腎と膀胱
2016.06.20

「腎と膀胱… 」

  はじめに、東洋医学で言う臓腑経の名称は、漢方独自のもので、西洋医学的な先入観をもって理解することはできません。それを前提として、今後も説明して行きますので、よろしくお願いします。今回は、腎と膀胱の肩代わり症状についてです。食養生については、次回に説明します。

腎は人体の生命活動を維持する基本的な栄養物質である精を貯蔵し、五臓六腑(五臓五腑)の要求に応じて、随時精を供給して、それらの健全な働きを維持しています。そして全身に運動能力を与え、粘り強さや根気を生み出しています。また腎は、生殖用の精も貯蔵しており、もし腎に病変が起こると、精液不足・性欲減退などの症状になって現れます。また腎は骨と髄の成長発育と密接に関係しています。腎は精を蔵し、精は骨を生じ、骨は髄を養っているとされ、骨の一種とも考えられる歯・歯髄・歯肉とも密接な関係があり、また腎は脳(髄)にも深い関係があります。

以上のように腎は五臓六腑の活力の源であるほか、骨や骨髄や脳の働きもつかさどっています。したがって腎気が不足すると、骨・髄の関係では、腰がだるくなり、骨の痛みも生じ、四肢に力がなくなります。また脳に関しては、思考力が鈍り、物忘れやめまいを訴え、視力低下も現れます。また腎は耳にも深くかかわっており、腎に異常が起こると、耳鳴り・難聴になるとされています。お年寄りの難聴は、精気の衰えの表れと考えられています。また腎は生殖や尿・便の排泄にも深くかかわり、腎に異常が起こると、便秘や尿量の減少が生じ、むくみが起こったり、反対に下痢や尿失禁など生殖器の病変が起こるとされています。

膀胱と腎の関係は、表裏の関係にあり、膀胱に溜った尿は腎気の作用で体外に排泄されます。したがって腎気が充足していれば、膀胱は良く機能し、腎気が不足すれば膀胱の機能は低下し、尿の停滞・尿の失禁などが起こるとされいます。まとめとして、腎と膀胱は人の成長と発育、老化に深く関与しており、①腎以外の四臓の働き以外の生理機能はすべて腎の働きである。②尿を作り膀胱へ送る。③体の水分調節を行う。④子供をつくる生殖器と性ホルモンを養う(その他のホルモンも概ね腎の働きが関与している)⑤骨髄を養い、骨を作る。⑥一番大きな骨髄である、脳を養っている。⑦免疫系を養っている。⑧造血作用を養っている。⑨体温の維持を行っている。⑩呼吸の補助もしている。⑪成長・発育・老化に関与しているため、腎が弱ると動作緩慢・利尿の異常・精力減退・不妊・骨粗鬆症・健忘・痴呆・病弱・貧血・低体温・ほてり・成長発育不全・初老などの腎虚の症状が出るとされています。膀胱は尿を排泄する作用があり、膀胱炎は膀胱の湿熱によるとされています。腎と膀胱の弱い人の性格や体質としては、性格が消極的・保存的になりやすく、物事を恐れ怖がり、新しいことには手を出しにくくなり、健忘や不眠・精力減退感・腰、膝の脱力感や痛み・難聴・頻尿・残尿感・耳鳴り・白髪・脱毛・歯槽膿漏・歯が抜ける・顔色や全身が黒ずむ・体が乾燥するなどの老化現象なども起こるとされています。腎と膀胱の食養生については、次回をお楽しみに!

五臓五腑の肩代わりⅣ肺と大腸
2016.06.16

「肺と大腸… 」

  はじめに、東洋医学で言う臓腑経の名称は、漢方独自のもので、西洋医学的な先入観をもって理解することはできません。それを前提として、今後も説明して行きますので、よろしくお願いします。今回は、肺と大腸の肩代わり症状と食養生についてです。

肺は呼吸作用によって《天空の気》を吸入し、《天の気》を生成して全身に輸送する役目があります。この天の気の一部は、飲食物の精気と合体して真気(元気とも言う)となり、生命の維持作用を発揮します。したがって肺の異常は①咳や呼吸困難などの他②体力がなくなり、疲れ易くなるなどの症状を表します。肺と鼻・のどの関係は(肺は鼻に開孔す)とあり、肺に病変があると、常にその症状は鼻に現れ⑴鼻のアレルギーがある。⑵蓄膿症がある。⑶のどを腫らす。⑷気管支が弱くなる。⑸肺炎を繰り返す。⑹慢性的に咳と痰がでて、気管支喘息がある。⑺小鼻がピクピクするなどが現れます。また肺は皮膚とも関係を持ち、肺から取り入れた陽気は、肌の表面に出て、外部の表皮を守ります。また陽気は体の各臓器の表面を保護する(皮膚呼吸は2,000年以前から解っていた)と言われています。また暑い時は、皮膚を弛緩させ発汗をうながし、寒い時は、表皮が縮み発汗を停止させる。したがってバランスを崩した時は、皮膚の調節ができなくなり、風邪をひきやすくなります。乾布摩擦は肺と皮膚の関係を応用したものであり、現在も健康増進に活用されています。

また最近は、肺がんと大腸がんが増える傾向にあり、冷暖房完備が皮膚の自然な活動バランスを壊しているためではないかと想像されています。また肺と大腸は経脈上、表裏の関係にあり、もし、肺に病変が生じると大腸の異常を誘発し、しばしば便秘や下痢などの症状が発生します。大腸は「伝道の官」と呼ばれ、小腸から飲食物の残渣を受けて運搬し、体外に排泄する消化過程の最終腑であり、したがって大腸の機能異常は、大便の閉結・しぶりを伴う下痢などとして現れるわけです。

肺と大腸が弱い人の性格・体質としては、風邪をひき易い・鼻が悪い・喉の粘膜が弱い・咳や痰が出易い・慢性的な皮膚病・むくみ易い・便秘や下痢し易い・・・などとなるわけです。

食養生として、肺と大腸に良い食べ物としては、玄米・あわ・あんず・梅・生姜・白ネギ・らっきょう・くるみ・羊肉・きくらげ・ピーマン・日本そば・たんぽぽの葉・海藻・ごぼう・タケノコ・蓮根・黒いこんにゃく・青い葉っぱ類・黒ゴマ・よもぎ・パセリ・にら・セロリ・百合根・切干大根などです。

反対に悪い食べ物としては、酒類・甘いもの・なす・生卵・酢の物・脂っこい赤身の魚・果物の食べ過ぎ・動物性油脂・肉類です。また辛いものの取り過ぎにも注意しましょう。次回をお楽しみに!

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