JRCは今までの治療方法とは違う

 治療方法は日進月歩で進化しています。そして、いろいろな手技や器機により治療方法が変化してきています。JRC治療という関節矯正法は、まだ新しい治療方法なので、世の中には、この手技を知らない先生方が圧倒的に多いのです。
 そこで、今回は、JRCの基本となる考え方をわかりやすくご説明いたします。
 いままでの関節矯正の考え方は、そのほとんど
が関節包内運動に関する考え方が未熟であると
いう考えからJRCは生まれました。
 関節包内運動とは...
  関節は関節包(かんせつほう)といわれる袋に包まれてい
  て、関節が動く時、その袋の中でも骨が微細な動きをしま
  す。その動きが関節包内運動と言われるものです。
 
仙腸関節図
 
 そして、上図に示した骨盤の重要な関節の1つである仙腸
関節(せんちょうかんせつ)などもまったく動かない関節と思
っている人が圧倒的に多いのですが、実はちがいます。
 ここで、一般的な仙腸関節の説明を調べてみましょう。
 
<一般的な仙腸関節の説明>
 仙腸関節は、腰にある腰椎(ようつい)と、脊柱(せきちゅう)の下端の骨である
尾骨の間の強靱(きょうじん)な関節である。
5個の仙椎が癒着して仙骨になり、2個ある腸骨(おしりの骨)の間にはまっている
 
 このように、はまっているという表現を使うほど動かない関節と学んできた訳です。
 これを矯正して、正常な動きに回復させようと考える矯正方法がJRCなのです。ですから、他の治療方法とはかなり違う手技といえます。(動かすと言っても、ほんの少ししか動かしません。2mmを切るような動かし方だと思っていただくと想像しやすいと思います。)そして、このJRCによる関節包内運動の回復により、関節の動きが正常になることも臨床でわかってきています。また、少ししか動かさないので、とても安全な治療方法となります。
 しかし、欠点?としては、患者さんが治療されているように感じないことがよく挙げられます。でも、これも画期的に治ってくると患者さんはびっくりする訳です。それでも信じられない患者さんもいます。特に、患者さんが理論がわからない場合には、JRCで治ったのではなく自分がまだまだ若いから回復したと錯覚される方もいらっしゃいます(笑)。
 しかし、実際は若いからではなく、JRCという関節矯正により関節の動きが正常になることで、治ったのです。そういう意味では、皆さんがある程度、理論をわかることも大切だと思います
 最後にはごく一部ですが当院の最近の事例もご紹介しておきました。
 
JRCのおさらい
  まずはJRC(ジェイアールシー)のおさらいをしましょう。
1.JRCはなんの略字?
Joint mobility Restore Correction
関節可動を回復させる矯正法 という意味です。
「関節可動回復矯正」という名前になります。しかし、分かり易く
JRC(ジェーアールシー)と言っています。
2.JRCは腰(実際は骨盤)だけ矯正するのですか?
腰はとても重要ですが、からだのほとんどの関節をJRCで矯正でき ます。ですから、腰だけではありません。ただし、首の矯正をJRCで やる場合、必ず腰を矯正して正常にしてから首へのJRCを施します。
3.来院したときに、JRCをいつもしてくれるのですか?
臨床上、一回JRCで矯正したら、1週間後につぎの矯正をしています。
安全性と有効性を一番に考えた方法をとっているのです。
JRCの基本
 膝(ひざ)の痛みさえ、仙腸関節をJRCで矯正すると早く治ってくることがわかってきています。つまり、それだけ人間には仙腸関節に負担がかかっていることがよくわかってきたのです。そして、それを正常にして回復させてあげることがとても重要です。
 しかし、正常にする方法は、無理矢理に矯正するものではありません。少しだけ包内運動を補助してあげているだけなのです。実はこれが重要で、実際に治しているのは、実は仙腸関節の自然運動そのものなのです。ですから、自分で治そうとする力を引き出してあげているイメージに近いのです。
 この方法は計り知れないほど効果的です。なぜなら、自然治癒力で治しているので後遺症というものが皆無なのです。通常、いままである矯正方法だと、かえっておかしくなった例も沢山報告されており、ボキボキするのは怖いというイメージを持たれています。しかし、JRCにはそれはありません。特徴をちょっとまとめてみると。
1.他の矯正方法と比較するとかなり弱い力で矯正する
2.矯正時の可動範囲が小さい
3.呼吸を利用して矯正する
4.位置の矯正ではなく可動の回復を目的としている
 
JRCの症例 (めずらしい症例ではありません)
例1)膝(ひざ)の痛み(テニスプレー後、足を着くのもつらい痛み)(57才女性)
 プレー中に特にねじったような記憶はないが、気が付いたら足を着くのもままならない程の痛みになっていた。検査では、半月板損傷が疑われたが、本人が思い当たる原因がないため、骨盤の機能異常を疑い可動検査の後JRCを施行。その場で、痛みが消失、正常歩行も可能となる。
 
例2)寝違い(37才女性)
 寝起きに、首に鋭い痛みが走り、頭を後ろに倒すことや左右を向くことができなくなる。腰へJRCを施行後、頸部(けいぶ:首のこと)のJRC施行、結果7割減退。翌朝、多少症状が戻るが、痛みが減り違和感程度までおちつく。3日目は、ほとんどの症状が消失する。

例3)腰痛 (30才男性)

 腰が痛く病院で診てもらい、手術しなければ治らないとまで言われた。JRC治療によって、3回の治療で完治した。

 

例4)頚部痛、頭痛、不眠症 (40才女性)

10年以上、頚部の痛みのほか頭痛と不眠症で悩んでいた。診たところ、首の関節がひどくゆがんでいた。JRC治療で治すことにより、痛みだけでなく頭痛、不眠症も解消された。

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